株式会社とは、株式を発行することで広く資金を集めることが出来る会社形態のことをいいます。
特徴
①資金が集めやすいので大きな事業をすることが出来る。
②信用力が高く、取引や融資で有利になる。
③会社の所有者と経営者が別。会社の所有権は出資者である株主にあり、経営は取引役が行う。
④有限責任である。会社の負債を株主や取締役が負わない。
会社を作った人が経営したい。株式会社では株主と経営者は別とされています。なので、会社の重要部分についての決定権は株主に有りますが、日々の経営については取締役が行います。
ただし、株主が取締役を兼ねることができるので、株主が取締役に就任すれば、所有と経営が一致します。
他者(社)に口出しをされたくない。
発行された株式は原則として自由に譲渡することが出来ます。しかし、株式を持っている人は株主となり、会社の運営にかかわってきます。経営の素人や悪意のある人に譲渡されることもあります。
このような事態を防ぐためには、株式を勝手に譲渡出来ないように制限をかければ良いのです。例えば、「譲渡するには取締役会の承認を要する」としておきましょう。
このように、株式の譲渡制限している会社を非公開会社といいます。実際、株式を上場している会社以外のほとんどは非公開会社です。
公開会社でも役員で株式の多くを持つことで、株式会社での発言力を強める工夫をしていたりします。
1人でも株式会社は作れる。
株式会社は比較的大きな会社を想定したものですが、1人が出資し株主となり、自分が取締役に就任すれば、1人しかいない会社というものも作れます。すべての決定権が自分に有るので機動力の悪さを回避できるメリットがあります。
資本金はいくら必要か。
かつては資本金が○○万円必要とされていましたが、法改正により1円からでも設立できるようになりました。通常は300万円前後としている会社が多いようです。業種にもよりますが、初期経費+3か月分の運転資金を目安にすると良いと言われています。
また、許認可との関係で一定以上の資本金を要求される場合があります。例えば、建設業許可を受ける場合は、資本金500万円以上が要求されています。
手続の流れ
代表的なものを例にしています。
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